「あたりさわりなし」

雷門花助のあたりさわりないブログ
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口惜しい(9月4日)

寄席の基本的な持ち時間は一人15分
諸般の事情により持ち時間より長くやったり短くやったりした方がいた場合には誰かが時間を元に戻さなくてはいけない
何人かの方が少しずつ時間を合わせてくれる場合が多いが私が前座の頃は噺家だと先代の柳橋師匠と南八師匠がよく合わせて下さった,何もお願いしなくても合わせてくれる師匠方を“かっこいいなぁ”と思い自分もせめて時間だけには正確であろうと今でも心掛けています
今日の深夜寄席,終演時間を5分延ばしてしまいました
やろうと思っていた噺は時間的に無理だと思い別の噺に入ったのに…,かなり口惜しいです
“余計なマクラふらなきゃ良かった”とか“あの件はカットすれば良かった”とか噺の出来と関係無いとこで深く反省しています。
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二ヶ月に一度(9月2日)

隔月でお喋りに行っている船橋のデイサービスセンターへ
利用者の方から「花助さん結婚は?」と聞かれる
二月前にもされた同じ質問。
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九月上席(9月1日)

今日から末広亭の夜サラ交互,残りの私の出番は3・4・6・9です
高座後に柳好師匠から食事に誘って頂き八時過ぎまで食事してしまいました(食べ物より飲み物の時間が長め)。
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私的禁演落語考察(8月29日)

今年の《禁演落語の会》私の出番は今日で終わり,ご来場下さいました皆様ありがとうございました
せっかくですので私なりに禁演落語についてつらつら
まず禁演落語って聞いた事はあるけどどんな噺なのか知らない人が楽屋内に大勢居てびっくり!一番多い勘違いが艶笑噺が禁演落語だと思っているパターン(本気で禁煙落語だと思っている人もいた)
二番目にお上から自粛しろと言われたと思っている人が多い,お上からではなく芸人側から自粛します!と申し出たのが正解(長い物には巻かれろ的は発想は非常に好ましい)
三番目に当時廓噺を得意にしていた師匠方は非常に困ったとの逸話があるが実際は当時から既にマイナーだった廓噺も中に入れ禁演落語の数を増やしたとの話がある(『明烏』や『よかちょろ』が入っているのでネタ数が少ない事でも有名な八代目文楽師匠は困ったかもしれないけど…)
怒られる前に先手を打って禁演落語を制定したり演じ手の少ない噺を数に入れたりさすが芸人と思うような小細工も幾つかありますがどうあれ好きな噺を好きな時に話せないってのは噺家的に非常に辛い時代だったろうなぁと思う,浅草八下の《禁演落語の会》はいつまで続くか分からないけどそんな時代があった事は忘れちゃいけないと思うのでした
ちなみに先代助六は戦時中噺家では食えないので早々に見切りをつけて喜劇役者になったとさ,さすが大師匠!。
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チューチュータコ坊主(8月26日)

私の前に上がった笑松君が『坊主の遊び』を熱演中に客席にどよめきが起こる“どんな芸を披露しているのか?”と袖から覗くとどうやら高座にネズミが出た様子
笑松「ディズニーランドへようこそ」
ハプニングを逆手に取りウケていた,相変わらず上手い事を言う男だ
自分の高座中に出てきた時のために色々と考えていたけど結局出なかった,出てくれば笑松より面白い事が言えたのに…,いや,出なくて良かった。
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